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京神急行電鉄5500系電車細評


▲5501F(5511+5521+5531+5541+5551+5561+5571+5581+5591+5501)
5500系電車について

□車両概要
5500系電車は、東日本鉄道(本社:東京都中央区日本橋芽場町)線との相互直通運転に関することが締結された際、直通列車専用車両として製造された車両。機能面はほぼ9000系を奇襲するものの、東日本鉄道線への直通を考慮して、前面形状は、6000系以前の平面な形状へと戻り、ライト形状などは8000系と合わせられた。連結位置は、特急用などに用いられているダブルデッカー連結の10両編成とあわせた4M6Tとし、ダブルデッカーにかかる4両目及び5両目は、地下鉄線直通を考慮した平屋中間車とした。

□運用面
現在までに計画されていた10連6本が完成。東日本鉄道直通列車(京神藤沢〜成田空港)の主力車両として活躍していた。基本的に専用編成として扱われていたため、臨時の措置などを除いては、東京線及び相互直通先である東日本鉄道線以外で使用されることはなかった。

しかし、2015年3月31日をもって、東日本鉄道との相互直通運転が廃止された後は、東京・神奈川線の急行運用(主に朝夕ラッシュ時)及び相浦鉄道直通列車の運用及び各駅停車の運用に、同じく東日本鉄道直通列車として導入された6500系電車とともに使用されていたが、2016年3月14日より開始された総馬電鉄線との相互直通運転に伴い、その専用運用に抜擢。再び直通列車専用車両として本領を発揮することとなった。

□早すぎる終焉へ
総馬電鉄線との直通列車へ充当されるなど活躍を見せたが、10両固定編成は使い勝手が悪く、朝夕方ラッシュ時の列車を主にしか使われなかった。そのためか、早々に運用を別形式へ置き換えられる動きが多発していた。そんな中、別会社に5500系を譲渡する話が水面下で進行していた。現地点では全車が運用を離脱。保留車とされ、三島車両管理区に疎開留置されている。

○使用列車
急行(京神品川〜京神藤沢・三島 *主に朝夕ラッシュ時)
急行(京神品川〜[相浦鉄道剱崎線直通]剱崎)
直通特急(総馬電鉄線成田空港〜京神品川〜京神藤沢):総馬電鉄線との相互直通運転
直通急行(総馬電鉄線成田空港〜京神品川〜京神藤沢):総馬電鉄線との相互直通運転
○過去の使用列車
急行(東日本鉄道線成田空港〜京神品川〜京神藤沢):東日本鉄道線との相互直通運転
快速(東日本鉄道線成田空港〜京神品川〜京神藤沢):東日本鉄道線との相互直通運転

全車が東静車輌工業にて製造。
車両性能
種別直流通勤型電車車両
車体寸法(mm)20,000 ×2,950 ×3,980
最高速度120km(営業上は110kmが最高速度)
電気方式直流1500V
保安装置ATC(列車集中制御装置)
制御方式VVVFインバータ(東洋電機製IGBT素子)
ブレーキ方式回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
その他設備座席:ロングシート(一部:転換クロスシート)
行き先表示:デジタル表示
営業開始2011年8月1日
車両形式等
編成番号編成
5501F(2011年)5511+5521+5531+5541+5551+5561+5571+5581+5591+5501
5502F(2011年)5512+5522+5532+5542+5552+5562+5571+5582+5592+5502
5503F(2011年)5513+5523+5533+5543+5553+5563+5573+5583+5593+5503
5504F(2011年)5514+5524+5534+5544+5554+5564+5574+5584+5594+5504
5505F(2012年)5515+5525+5535+5545+5555+5565+5575+5585+5595+5505
5506F(2012年)5516+5526+5536+5546+5556+5566+5576+5586+5596+5506
□記事
当初の計画であった6編成が出揃い、東日本鉄道直通列車の主力車両として活躍した。現在では全車4扉10両編成という大収容力を持つ通勤型としての性格を生かし、朝夕ラッシュ時のピンチヒッターになるなど、めざましい活躍を続けている。総馬電鉄との相互直通運転が開始されたことに伴い、再び直通列車専用車両として本領を発揮していたが、現在は全車両が運用を離脱している。
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